事業活動を通じSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて貢献します。
SDGsとは
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月の国連サミットで採択された、よりよい世界を目指すための国際目標です。日東では、事業活動を通じて以下の目標に取り組んでいます。
環境に対する取り組み
太陽光発電設備の導入
春日井工場の屋上に太陽光発電設備(45kW)を設置し、創出した電力を事業活動に活用しています。脱炭素社会・カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの活用・温室効果ガスの排出量削減を推進しています。
タイにバイオマス発電燃料の製造工場を設立
タイに合弁企業を設立し、バイオマス燃料の製造・販売事業を展開しています。バイオマス発電が盛んなタイでは、これまで北欧産の木質ペレット燃料を輸入していましたが、高いコストが課題になっていました。一方で、タイ原産のヤシの木は通常25年をすぎると伐採されるのですが、高い水分量を持つため活用が難しい現状がありました。日東は現地で合弁会社を設立し、ヤシの木をバイオマス燃料として再生する取り組みに着手し成功。クリーンエネルギーの創出や現地産業への貢献を目的とした事業を行っています。また将来的に、日本での流通も視野に入れた活動を継続しています。
LEDライトの導入
日東の事務所や工場内の照明にLEDライトを導入しました。また日東の中国工場である大連名興金属有限公司にも、全施設にLEDライトを導入しております。消費電力が少なく、従来の電球よりCO2排出量の少ない環境にもやさしい優れたライトです。
教育に対する取り組み
英語で預かる学童保育「Kids Duo」を運営
将来的な日本の経済発展を見据え、グローバル人材育成の土台となる子どもの英語教育事業に参入しています。具体的には「英語で預かる学童保育 Kids Duo」を複数店舗運営しています。日本における英語教育の重要性が増す中で、グローバル人材育成の一助となる活動を続けています。
人材に対する取り組み
多様な働き方を支援する制度
育児・介護休業制度や短時間正社員制度など多様な働き方を支援する制度を導入しています。 また法令を順守し、毎年ストレスチェックなど職場におけるメンタルヘルス対策を実施。 2018年からは仕事上の悩みや不正行為の通報、ハラスメントの問題など気軽に相談できる窓口として社員相談窓口を設置しました。社員相談窓口では相談者とやりとりをしながら解決方法を探っていきます。早期に是正や適切な対応をすることで、企業のリスク管理と法令順守を図っています。相談や通報した社員のプライバシーを厳守し、その内容が第三者に開示・漏洩することの無いよう、また通報することにより不利益を被ることが無いようにしています。
人材開発に対する考え方
グローバルな市場で企業間競争を勝ち抜いていくために、日東では、今まで以上に成果主義の徹底を図っています。能力と意欲ある人材に対して、より大きなチャンスを与え、その成果に対して適正に評価する「人事評価制度」を取り入れています。半期ごとに社員一人ひとりが行動目標と数値目標を設定し、今自分がすべきことを明確にします。定期的な自己評価による振り返りや上司による面談を丁寧に行うことで、働く社員の納得感を得られる評価方式を導入しています。社員一人ひとりの自己実現が、結果として企業としての成果に繋がる良いサイクルを生み出しています。
自己啓発に対する考え方
「企業の業務目標と戦略的計画」を達成するために、人事評価制度と共に大切にしているのが自己啓発の支援です。業務に必要なスキルをはじめとした講習の受講や資格の取得など、意欲ある人材に対しては支援を惜しみません。社員一人ひとりの自主性を大切にし、オープンでポジティブな企業風土を育んでいます。