INTERVIEW 06 自社商品の仕事とは?
ホームセンターに並ぶ。
ものづくりの醍醐味を感じます。
事業推進部 業務チーム 後藤 大輝(ゴトウ ヒロキ)
設計、中国への赴任、そして自社商品の製品。
たくさん、面白い経験をさせてもらっています。
日東は自社商品の企画・開発から製造・販売までトータルに手掛けており、たくさんのオリジナル商品を市場にリリースしている会社です。その中で、柱になる商品ジャンルは二つあります。ひとつは業務用から家庭用まで幅広いランナップが揃う台車シリーズ。もうひとつが、生活に密着した製品開発をテーマに、コンテナボックスなどバラエティ豊かな商品を展開する生活用品です。
私は、こうした製品づくりを支えるため、商品開発、製造、出荷までをトータルに管理する生産管理業務を担当しています。いつまでに、どの製品をどれだけの数量つくるかを決定し、生産工場に必要な指示を出し、納期までトータルに管理しています。
現在の業務を担当して数年になりますが、これまでにも多くの経験をさせてもらいました。もともと入社1年目は製品の設計を担当していたんです。しかし、入社2年目に社内で大掛かりな製品の製造プロジェクトが立ち上がることになり、中国工場での生産が決定すると、担当者として中国への赴任が決まりました。
現地のスタッフと一緒になって生産ラインを立ち上げる貴重な経験をさせてもらい、約3年間という時間を中国で過ごしました。これまで、ありがたいことにいろいろな仕事に関わる機会をもらっていると思います。
量産をうまく進めるための段取り、
新製品の試作や検討などの開発業務。
ものづくりの楽しさを感じます。
現在の、生産管理の業務は本当に幅広いです。生活用品は中国でつくっていますので、日常的に中国と生産に関する情報のやりとりをしています。台車の多くは国内生産ですが、これも一部は中国でつくっている製品もあり、たくさんの製品づくりに関して多方面と交渉し、ものづくりを管理しています。
例えば、すでに市場にリリースしている商品であれば、社内の販促計画をもとに「どれだけ製造しておけばいいか」を予測し、生産計画を立てます。その中で、台車を月に100個つくる必要があれば、生産工場に発注を行います。もちろん、単に発注書を送るだけではものづくりが進みませんから、工場の担当者と詳細な打合せが必須です。
そもそも納期までに100個つくれるか。資材は充分か。人員に不足はないか。ものづくりに必要な事柄を一つひとつ確認していき、少しでも不安があれば必要な手を打たないといけません。その一方で、場合によっては納入先との納期の交渉も重要です。対人コミュニケーションが必須の仕事ですが、多くの人と関わりながら進めるものづくりには、手応えを感じています。
面白いのは、新製品の開発も同時並行で担当することです。企画チームにて決定した商品企画に基づいて、試作品の設計や製造、できあがってきたサンプルのチェックや改善、商品の梱包方法まで検討します。こうして少しずつ新しい製品ができていく工程は、やっぱり楽しいです。
ホームセンターで自分が開発に携わった商品を見るたびに、
当時の苦労を思い返す。
現在担当しているのは、新しい台車の開発です。台車と聞くと「どれも同じようなもの」と思うかもしれないですが、全く違います。業務用から家庭用まで、本当にいろいろな用途があるからです。
例えば台車って、製品ごとに耐荷重(どれだけの重さに耐えられるか)の設定があります。物流倉庫などで日常的に台車を使うお客様から「今までと同じサイズで、さらに高い耐荷重の台車が欲しい」というニーズを聞ければ、その声に応えようと、新たな製品開発が始まります。同じサイズで耐荷重を増やすための構造、材質など細かな検討を繰り返し、また新しい台車が市場にリリースされるのです。
こうした開発の流れには多くの人が関わるのですが、私は生産管理としてトータルに関わっていきます。企画段階ではスケッチなど紙の上の構想だったものを、図面に起こし、製品づくりのための金型を準備し、試作品という実際の形にして、検討を繰り返して完成度をあげていきます。
苦労の末に市場に出せた瞬間には、やはりものづくりの醍醐味を感じます。ホームセンターに行き、自分が手掛けた製品が陳列されているのを見ると、開発の苦労を思い出すと同時に、世の中の役に立っているんだという自信につながっています。
PROFILE
後藤 大輝(ゴトウ ヒロキ)
入社:2018年 所属:事業推進部 業務チーム
中部大学工学部卒。理系学生ではあったが、小学校から高校までずっと野球部で、ポジションはピッチャーという体育会系のマインドを持つ。個人競技よりはチームスポーツが好きで、試合に勝つという目標にみんなで向かっていく一体感や、チームの輪が感じられる瞬間が好きだった。日東では社内の野球チームにも所属。学生時代と違う「楽しむための野球」の時間が、今は好きだと語る。ただ、年々、思うように体が動かなくなっているらしい。

入社動機
学生時代から、普段の生活の中で目にするいろいろな製品が、どうやってつくられているかに興味を惹かれていた。大学の工学部で学ぶうちにものづくりに対する興味が深まっていき、将来は製造業を目指すと決める。就職活動の際には工作機械メーカーや自動車関連メーカーなど、さまざまな企業を模索したが、日東を選んだのは、手がける製品ジャンルの多彩さに惹かれたから。産業機械関連から家庭用品まで、幅広いものづくりに関われる環境に面白みを感じ、入社を志望した。




