INTERVIEW 01 企画営業の仕事とは?
SNSマーケティング?
凸凹コンビで新たな販促に立ち向かう。
Q.お二人の主な仕事内容はなんですか?

私は主に仕入れ商材の営業を担当しています。簡単に言えば、製造元であるメーカーや製品を取り扱う販売代理店などから仕入れた商品を販売する仕事です。
例えば、猛暑の時にミニ扇風機を仕入れたり、コロナ禍にはたくさんの方に届くように感染対策グッズなどを仕入れて販売しました。他にも自社商品を売るための資料づくり等をすることもあります。その点では、永吉さんと連携して仕事を進めることも多いですよね。

『COLLEND』という自社ブランドがあるのですが、その商品のプロダクトデザインからSNSマーケティング、動画制作などまで任されています。
特に私の場合は、InstagramやTikTok、YouTubeの運営をすべて任されているので、SNS担当と言ってしまった方がわかりやすいかもしれません。
もともとSNS担当の方はいらっしゃらなかったのですか?

アカウントだけは作ってあって、運用を模索している段階だったんだと思います。その時に「SNS関連はよろしく!」と、いきなりパスされました(笑)
SNSのことはイマドキの若者に任せた方が良いって考えだったんじゃないかな?

ウチの会社って永吉さんのSNS担当に限らず「これ君に任せるから、よろしく頼むよ」みたいなこと多いですよね。

年齢やキャリア関係なく何でも挑戦させてくれる、裁量の大きい会社って言えると思います。けど……ノウハウが無い中で成果を出すために、だいぶ苦労しました(笑)
動画制作については大学で学んできたワケでもなかったので、完全に独学。いわゆる「バズる」動画ってどんなものなのか、世の中にある動画を片っ端から見て、どんな編集をすれば購買意欲を高められるか研究している真っ最中です。

仕入れ商材の営業も、自分で「この商品売れそう」と情報をキャッチして営業することもありますけど、チームの中で割り振られた、自分にとって全く未知の商品を担当することが多々あります。
イチからどういう商品なのか、どこに営業ポイントがあるのか調べて、まとめていく過程は結構頭を使いますね。
Q.チームの枠を超えて仕事をすることもありますか?

もともとウチの部署には若手社員が私と宮田さんしかいなかったので、新しく始める仕事とかは「永吉と宮田でこれ担当できる?」と仕事を任されることが多くて。色々な修羅場を二人で協力して乗り越えてきています。

商品企画チームと営業チームの合同会議で「新しい販促方法にチャレンジしよう」という話が出てきた時には、だいたい「じゃあ、二人に任せる」と言われることが多いですよね(笑)
これまでに、新商品販促のためのインフルエンサーマーケティングとかクラウドファンディングとか幅広く担当してきました。

今まで接点がなかった購買層との新たな繋がりを目的にスタートさせたクラウドファンディングは、ものすごく苦労した思い出があります。
ペット用の防災バッグだったけど、これまでにペット関連の商材を扱ったこともなければクラウドファンディングの前例もないしで、ずっと手探りだったから。

私が商材のことをメインで調べて、永吉さんがクラファンのサイトページづくりを研究して。商品のアピールポイントをどのようにして魅せれば良いのか、どうやって伝えていくと良いのか、ひたすらお互いに案を出し合いながら進めましたよね。

知識ゼロからのスタートだったから、最初は全然上手いコトいかなくて。でも、宮田さんが突破口を見つけてくれたんですよ。

たまたまクラウドファンディングに関する助成金について調べていた時に、商工会議所の専門家派遣なるものを見つけまして「これだ!」と思って、販促マーケティングのプロに相談してみようと提案しました。
やっぱり素人じゃたどり着けない領域がありますからね。アドバイスをいただけたことで、悩んでいた箇所もすべて解消しました。

アンテナの張り巡らし方がさすが営業。きっと私一人だったら見つけられなかったと思います。
別の視点を持っているお二人が助け合っている感じがしますね。

チームも違えば、性別も違うので、考え方も視点も全然違います。これが上手く作用する時もありますし、意見が合わなさすぎてバチバチしちゃう時もあるんですけどね(笑)

お互いに頑固なところがあるので余計譲らなかったりするんですよ。
バチバチしてしまった時はどうやって解決するんですか?

周りの人に「どっちの案の方が良いと思いますか?」って聞くことが多いです。第三者の意見を取り入れた結果であれば、さすがに納得して譲れますから。

たまーに宮田さんの案の方が良いことに途中で気がついて「こういうのも良いよね」「いやそれ僕が言ってた意見なんですけど…!?」みたいなやり取りもあったり(笑)
でも、そんな考え方もあったのかって勉強になることの方が多いですね。
Q.今後、頑張っていきたいことはなんですか?

なんだろうな…。最近、二度目のクラウドファンディングに挑戦したんですけど、前回超えられなかった目標を達成することができたんですよ。
重要なポイントや流れもだいぶ掴めてきたので、次の機会があったらもっと良い結果を残したいですね。

立てかけ式のハンガーラックのクラファンね。確かに前回の反省点を活かしつつ取り組めたから、手応えはちょっとあったよね。

それでも、まだ改善点はあるなと感じているので、次回担当する商品は三度目の正直でもっと多くの人に届けられたら嬉しいですね。
永吉さんはSNS関連で達成したいことなどありますでしょうか。

SNS担当として『バズる』ことを目標に頑張りたいですね。これまでに1本だけTikTokで反響のあった動画があったんですけど、自分自身なんでこれがバズったんだろうって不思議で。
そこの理由を見極めつつ、一発屋にならないように根拠を持ったバズりを目指したいですね。

正解がないことを考えるって本当に大変だしシンドいですよね。

SNSについては試行錯誤をずっと繰り返している感じです。だからコンビで任されたもの以外でも宮田さんとか営業の方の意見を取り入れてみると面白いかも。
これまでよりもっと、宮田さんとバチバチしちゃうかもですが、SNSを通して商品をもっとたくさんの方に知っていただくための突破口が見つけられると嬉しいですね。
PROFILE
宮田 遼一(ミヤタ リョウイチ)
入社:2020年 所属:事業推進部 営業チーム
中部大学工学部卒。就職先に求める第一条件が『家から近いこと』だった。大学で開催された会社説明会の際に「ウチの会社のブースに来てよ」と当時の採用担当から声をかけられたことをきっかけに日東という会社を知る。偶然にも家から通える範囲内だったため、なんとなくアリかもと思っていた。会社説明会の中でお菓子を配ってくれたことが嬉しかったというのが一番の入社の決め手だったとか。

PROFILE
永吉 沙耶(ナガヨシ サヤ)
入社:2019年 所属:事業推進部 商品企画チーム
大同大学情報学部卒。プロダクトデザインや設計(CAD)について学び、就職活動時には蛇口の設計からグラフィックデザインまで幅広い企業を見ていた。どんな仕事が一番面白いのか悩んでいた時に、たまたま先輩から「面白い会社があるよ」と紹介されたのが日東。日東のオリジナルブランド『COLLEND』のスタイルにも共感したこと、そして何より面接で自分の名前を覚えていてくれたことに「流れ作業ではなく、ちゃんと人として接してくれる会社だな」と思い入社を決意した。現在はSNSでの販促に関するデザインなどを主に担当。
