INTERVIEW 04 技術営業の仕事とは?

営業スタイルは自分次第。
全く別の業務にだって挑戦できる。
自由なんです、ウチの会社。

営業部 営業チーム 丹羽 一憲(ニワ カズノリ)

お客様とのコミュニケーションが要

私の担当は遊技機部品の営業。遊技機を製造するメーカーや、そのメーカーに部品を供給しているサプライヤーがお客様です。新規の顧客にガツガツ営業をかけるスタイルではなく、既存のお客様との信頼関係の構築が重要な任務。お客様が新しい台を開発しようと思った時、その台に取り付ける部品を受注できるか、すべて自分にかかっています。

 

どうすれば『日東にお願いしてみよう』と一番に顔を思い浮かべてもらえる存在になれるのか。私が辿り着いた最適解はお客様の元に何度も足を運び、コミュニケーションを深めること、でした。単に発注を受けるだけ、ではなくどんな新台を開発しようと思っているのか、今後どのような部品が必要になってくるのか、会話の随所から先読みして需要をキャッチしていく。

 

お客様は1社だけではありませんから情報の整理はめちゃくちゃ大変ですけどね(笑)それでも、自分に提案できることはないか、日東に任せてもらえることはないか、受注を勝ち取るための種を見つけていく仕事なのです。

最近、その台がジワジワ来てるんですか!?

出荷数を増やさないといけないかもしれませんね!

実は、遊技機の生産台数は市場の人気度によって左右される傾向が強い。だから、生産台数は最後の最後まで変化してしまいます。ということは、最新の市場の動向や需要の変動、お客様の出荷状況の変化なども常に知っておく必要がある。技術営業がどれだけ情報をキャッチし続けられるかが日東における遊技機部品生産の鍵になってくるのです。

 

そう思うとほんの少しビビっちゃいますが、ここが私の腕の見せ所。お客様が会話の中でポロッとこぼす言葉さえも逃しません。「あの台が最近人気出てるみたいでね」との会話から、もしかしたら追加が入るかもしれない、と予想して、社内に共有し、いつでも対応できるように準備しておきます。

 

出荷状況や需要の変動に合わせた部品の生産がスムーズに進められるように、可能な限りすべてのお客様のもとへ足繁く通う。これが私の営業スタイルであり役目なのです。

 

時には、お客様と一緒にゴルフに行くのだって重要な時間。雑談の中でチョロっと仕事の話題を振ってみたりして、聞き出せた情報があれば、またまた予想して、準備して。最終的に予想が当たった時には「ヨッシャッ!」と、心の中で大きくガッツポーズです。

 

日東で生産される遊技機部品のスタート地点を自分が担っている、自分が会社を支えているんだと胸を張れる仕事だと思います。

「やりたいです」と言えば

ゲームやキャンプ関連の商品開発だって

日東という会社は社長を筆頭にやりたいことはなんでもやってみなさいというスタンスの会社ですから、部署を超えた仕事に関わる機会だってあります。自社ブランドの知名度アップを目的にしたゲーム用品、キャンプ用品の展示会。この2つの商品開発から販売に至るまでをプロジェクトリーダー的なポジションで担当しました。

 

もちろん技術営業の仕事も別軸で進めながら、です。いつもとは全く違う業務内容。売るものは部品ではなく自社ブランドの商品。一緒に仕事するのも初めてのメンバー。初めてづくしの仕事にワクワクが止まりませんでした。だって、転職してないのにほぼ180度違うような仕事ができてしまう。新しい経験をして、新たな知識を身に着けていつもとは違うアプローチで商品を販売することができる。色々なことをやらせてくれちゃうんです、ウチの会社。

 

営業スタイルを自分の考えで確立できるのだって、挑戦を快く許してくれる自由な風土があるから。この会社で働くことに飽きる日は絶対にこないだろうな~なんて毎日思いながら仕事をしています。

PROFILE

丹羽 一憲(ニワ カズノリ)
入社:2016年 所属:営業部 営業チーム

 

愛知淑徳大学人間情報学部卒。新しいこと好きで、たくさん挑戦できる環境に身を置きたいと就活時に考えていた。そのため、日東に入社して2年目の夏。製造部に所属していた時に、海外での商品量産の立ち上げにチャレンジ。現地の製造環境を視察することなどを目的に、中国に3ヶ月間滞在し、駐在している社員の力も借りながらも、なんとか立ち上げを成功させた。

入社動機

一番の就活軸は、面白い会社かどうか。仕事の内容はもちろん、会社のスタンスや働く人たちの雰囲気を重視していたと言う。そのため業界はほとんど絞らず商社や証券会社、自動車の法人営業など幅広い業種から内定をもらっていた。そんな中で、ただものづくりをするのではなく色々なアイデアをもとに、技術やノウハウを活かしながら幅広く手掛ける日東という会社に面白さを強く感じ、門を叩いた。